ステップアップする目標設定のコツ

仕事も一通り覚えて慣れてくると、次のステップアップを目指して自分のスキルアップを考える人も多いのではないでしょうか。とはいっても、ただ漠然と考えているだけではスキルアップはできません。勉強しよう、資格を取ろうとインプットばかりに力を注いでも、得たことが仕事に活かせないのではスキルアップしたと周りに認めてもらうのは難しいでしょう。

もっと仕事ができるようになりたいと思った時には、まずは目標を明確にすることが大切です。明確にするとは具体的な内容に落とし込んでいくということです。

例えば、営業職であれば売上目標を立てて、その目標をいつまでに達成するのか決めます。このままでは漠然とし過ぎているので、次に、売上目標に到達するにはどんなスキルが必要になるのかを洗い出します。新規開拓をもっと増やすのがいいのか、成約率があがるよう取り扱う製品やサービスのプレゼン力をあげるのか、プレゼン力をあげるにはもっと製品やサービスを知る必要があるのではないか、では詳しく知るにはどうしたらいいのかと、明日からすぐに取りかかれることが見えてくるように具体化します。

具現化したら、行動プランを1つずつ確実に行いながら目標に向けて進みます。目標が数値で設定できない職種の場合でも、処理スピードをあげてこなせる仕事量を増やす、丁寧な仕事でノーミスを目指すなど、自分なりの目標を作ることはできます。自分の能力をどう伸ばすのかは日頃の仕事の中にヒントが隠れています。今やっている仕事を改めて見つめなおすことが重要だといえます。